JSALについて

ご挨拶

   会長  利根川 豊

 2022年度6月の理事会において後藤前会長の後を受けて日本学生航空連盟の会長に就任した利根川豊です。宜しくお願い致します。前会長の後藤先生は日本滑空協会会長、航空宇宙学会理事、運輸安全委員会委員長等々、多くの要職を歴任された航空界の第一人者であり、その英知をもって本学連の発展に大いに寄与していただきました。そのご尽力に敬意を表し、この場をお借りして深く感謝申し上げます。 私は縁あって東海大学航空部の部長教員を2019年まで20年ほど務めました。また、学連が公益財団法人となった2012年からは理事会や評議員会の末席に加えていただきました。何れにせよ力足らずの点が多々あろうかと思いますが、皆さまのご協力とご支援をいただいて精一杯務めさせていただきますので、宜しくお願い申し上げます。
 学連は「青少年の心身の健全な発達と航空文化の発展に寄与する」と云う目的を達成するために、グライダースポーツの教育・訓練および競技会の開催、航空スポーツの普及啓蒙活動等を行っております。それら活動には常にグライダーの安全運航を最優先して取り組まなければなりません。昨今のコロナ禍により学生のグライダー活動、特に実機訓練が制限されました。昨年からその制限も徐々に緩和され飛行が再開される中、重大インシデントが連続し、学生が怪我をする事故も発生しています。今一度「安全なくして学生航空なし」の安全意識を学連と全構成員が強く共有する必要があります。そのために学連ではヒヤリハットなどの安全情報を共用する体制の強化、スピン回復訓練、メンタルトレーニング等々の安全管理・教育にも取り組んでおります。安全に関する情報、取り組みについて各校の部員の皆さんも気づいたこと、ご意見、ご要望は遠慮なく学連にご連絡いただきたいと思います。皆様の積極的な提言や意見交換が安全につながると信じます。その環境作りも学連の大切な役割と考えています。 学連がここまで来ることができたのは、多くの皆様のご支援ご協力、並びに地域社会のご理解ご協力の賜物と感謝しております。皆様には、すでにいろいろな形でご支援を頂いておりますが、日本の将来を担う学生育成のために、今後ともご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

  

新理事会メンバー(2022年6月)

会  長                 利根川 豊 (新任)

専務理事                 谷川 史郎 (新任)

理  事  関東地区担当         御法川 学 (新任)

理  事  東海地区担当         高橋 周平 (重任)

理  事  関西地区担当         福本 信次 (重任)

理  事  西部地区担当         東野伸一郎 (重任)

理  事  業務・コンプライアンス担当  深田  浩 (重任)

理  事  競技会担当          鈴木 道弘 (重任)

理  事  教育訓練・安全担当      太田 洋一 (新任)

理  事  妻沼訓練所・広報・渉外担当  栗山  修 (新任)

理  事  普及啓蒙担当         長嶺 英生 (新任)

 

監  事                 米山 知治 (重任)

監  事                 井上 善雄 (新任)